日本国内で買えるようになった、LGA2066 CPUを安全に殻割りできる「Rockit 99」 - PC Watch PC Watch2in1モバイルノートタブレット液晶ディスプレイGPUCPUNUC/小型パソコンゲーミングパソコンゲーミングノートWindows 10Microsoft OfficeSSDキーボードマウス無線NAS自作PCパーツカテゴリ検索記事を探す閉じるPC Watch をフォローする Special Site アクセスランキング1時間24時間1週間1カ月 最新記事 東芝、ポケットに入る重量310gのWindows 10端末「dynaEdge」??連携するARグラスも同時展開1月23日 00:00「Office 2016 for Mac」でリアルタイム共同編集可能に1月22日 17:52ASRock、Gemini Lake世代のCeleron J4105を搭載したMini-ITXマザー1月22日 14:22Intel、新プロセッサ搭載の深度計測カメラ「RealSense 400」シリーズ1月22日 14:03GIGABYTE、Gemini Lake搭載のMini-ITXマザー1月22日 14:02 Impress Watch人気記事 おすすめ記事【レビュー】スマホとPCの中間サイズ。8型タブレット7機種を一斉レビュー ??カジュアル/仕事/電子書籍/AV視聴目線で個別評価【レビュー】MIL規格の堅牢性と1.05kgの軽さを兼ね備えるASUS製14型モバイルノート「B9440UA」【レビュー】薄くて小さいが画面は大きいプレミアムモバイル「HP Spectre 13」【コラム】DRAM高騰&供給難の年だった2017年。いま買うべきはどんなメモリ?【レビュー】個人でも買える、買いたくなる法人向け12.5型2in1「HP EliteBook x360 1020 G2」 PC Watch半導体/周辺機器CPUIntel
ニュース日本国内で買えるようになった、LGA2066 CPUを安全に殻割りできる「Rockit 99」劉 尭2017年10月13日 06:00Rockit 99 安全にIntel CPUを殻割りできるツール「Rockit 88」を覚えているだろうか。約1年半前にPC Watchで紹介したのだが(記事:世界で一番安全にIntel CPUを殻割りできるツール、爆誕参照)、このたびLGA2066に対応したモデル、「Rockit 99」が日本国内で発売開始となった。価格は5,810円だ。 なお、日本で代理販売を行なっている石田氏は、Rockit CoolのJames氏と連絡を取り合う過程で、アジアにおいての独占販売権を得たという。すでに7月末からRockit Cool Japanのサイトを立ち上げており、いくつかの製品を販売している。日本で購入するならRockit Cool Japanがもっとも安心だ。 今回、Rockit Cool JapanよりRockit 99のサンプルをお借りすることができたので、早速紹介していきたい。 Rockit 99は、LGA115x系のCPUに対応するRockit 88と同じくして、CPUのヒートスプレッダを安全かつ低リスクで除去するために作られたツールだ。既報のとおり、LGA2066のCPUはそれまでのLGA2011のCPUとは異なり、ヒートスプレッダとダイの間はソルダリングによって接合されておらず、グリスとなっている。オーバークロック環境下においては、熱伝導率でソルダリングに劣るこのグリスがボトルネックになることは容易に想像できる。 殻割りツールが登場するまで、パワーユーザーのあいだではカッターや万力といった汎用ツールで殻割り行なわれていたのだが、一歩間違えればCPUを壊してしまいかねず、ハイリスクで一般ユーザーにはハードルが高かった(CPUを万力で挟んではいけない参照)。 そこで、万力法を応用し、CPUの殻割りに特化した専用ツールが、プロのオーバークロッカーの間で流行しはじめたのだが、一般ユーザーが入手するのはハードルが高かった。Rockit 88は初めて一般ユーザーでも手軽に入手できる殻割りツールであった。 そのRockit 88の流れを汲む、LGA2066 CPU対応版がRockit 99だ。Rockit 99もRockit 88のときと同様、ほぼバルクの状態で届けられる。内容物は、いわゆる“殻割りツール”本体のほかに、殻割りをするさいに使う六角レンチ、取れたヒートスプレッダを正しい位置に戻すための器具、基板やヒートスプレッダに残ったシール材を除去するための木製の棒、オマケのシールなどが添付しされており、まさに至れり尽くせりだ。 新たに添付となったのが、本体および器具一式を入れられる布製のポーチで、これが素晴らしくRockit 99にピッタリなのだ。少なくともKickstarterの投資者向けに出荷されたRockit 88では添付されていなかったので、これは嬉しい誤算だ。収納時に使えるのはもちろんのこと、友達に「ちょっと俺のCPUをそのツールで割ってくれよ」と頼まれ、友達の家にツールごと持っていくときに便利だろう。 筆者が入手したRockit 88と比較してみたところ、本体の大きさこそほぼ共通であった。しかしRockit 99の方が当然CPUを格納するスペースが大きく、そのため固定ネジ穴がやや外側に追いやられていることが分かる。 気になるヒートスプレッダを押すためのプッシャーは、(LGA2066のCPUのヒートスプレッダが大きいのにもかかわらず)Rockit 88から小型化された。先行したドイツのオーバークロッカーRoman Hartung氏が制作した殻割りツールは、少ない力でも殻割りがしやすいようにてこの原理が用いられていたのだが、Rockit 99はそのような複雑な機構ではなく、ボルトの力をダイレクトに伝える方式となっている。 Skylake-Xのパッケージは2層となっており、大きな基板の上に小さな基板が亀の子で載っている。このためシール材も2周となっており、LGA115x系と比較して若干剥がれにくいと思われる。それでも従来と同じ方式ということは、Rockit 99はこの機構に自信を持っている現れだろう。 ちなみにベース部は従来と同じく、CPUがハマる部分の角の部分が基板と接触しないようになっているなど、力の分散についてよく考えられている構造。よほどのミスをしない限り、Rockit 99でCPUを破損させることはないだろう。 もともと、こういった殻割りツールはプロのオーバークロッカー御用達のものであり、一般ユーザーには手が届かなかった。KickstarterによるRockit 88の登場で、ようやく一般人も気軽に殻割りができるようになったわけだが、Rockit Cool Japanの立ち上げにより、日本のユーザーが一段と入手しやすくなったとも言える。 ヒートスプレッダとダイの接合がグリスのCPUにとって、殻割りはこれまで“ハイリスクハイリターン”の行為だった。LGA2066のような、5万円以上するハイエンドCPUであれば、リスクはなおさらだ。しかしRockitの登場により、殻割りそのものに関してはほぼノーリスクでできるようになった。あとは、保証が効かなくなり、一般中古に流せなくなるデメリットをユーザーが飲むか否かだろう。パッケージ内容。殻割りに必要なツールはひととおり揃っており、まさに至れり尽くせりだヒートスプレッダを押し出すプッシャーはこれまでどおり、ボルトの力をそのまま伝える構造もRockit 88と同様、カバーを3点ネジ止めするRockit 88(左)との比較。ネジ穴の位置が大きく異るカバー側。LGA2066はヒートスプレッダが大きいため、その分のリザーブスペースも大きいベース側の比較。当然Rockit 99の方がスペースが広い並べてみたところヒートスプレッダを正しい位置に戻すためのツールも付属従来から形状が変更となり、2点留めとなった。ちなみに2つネジ穴があるのは、Rockit 88と共通化されているため。LGA2011では先端の方を使う六角レンチと木の棒は従来と同じツール一式が収められるポーチが付属関連リンク Rockit Cool Japanのホームページ 関連記事やじうまPC Watch世界で一番安全にIntel CPUを殻割りできるツール、爆誕2016年4月12日やじうまPC WatchCPUを万力で挟んではいけない2016年3月18日ここにSkylake-Xがあるじゃろ?2017年5月31日レビューby劉 尭高精度日本製Skylake-X殻割りツールを利用し、Core i7-7800X殻割りの効果を検証2017年10月17日
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